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アプロジャパンの製品や水産業における取り組みが各紙で紹介されています。

水産庁「魚の国のしあわせ」プロジェクト推進団体として認定されました
2017年09月19日

弊社では第19回シーフードショーを皮切りに、水産物の消費拡大を推進するための

官民一体の取組、魚の国のしあわせプロジェクトへの参加を申請し、認定を受けました。

 

 

申請テーマ

ブリを国魚(こくぎょ)に  ~東京五輪をビックチャンスに~

中小規模養殖事業者の協業化、高級魚養殖(ブリ、アカバナ…)のブランド化にむけて

 

申請内容

ブリを国魚(こくぎょ)に
海洋国家にもかかわらず国の魚が制定されていません。ブリ(ハマチ)は日本列島で
生まれ育った出世魚としても縁起がよい魚です。国魚への興味の輪が日本から世界に
広がれば、来日外国人への興味だけでなく国内における供給も見込まれます。全国で
握り寿司五貫のサーモンの内、一貫を養殖ブリに置き換えるだけでも、ブリの生産は
年間10万㌧から15万㌧に増大します。特に学校給食や官庁、病院、老人ホームなどの
施設でも国魚に興味をもつだけで、国産養殖魚の消費拡大になると確信しています。

 

オリンピック・パラリンピックに見るチャンス
東京五輪は世界200カ国が参加する大イベント。日本の養殖魚が世界に飛躍する絶好の
機会。外国人が日本で食べたい食事ナンバーワンのお寿司を、国産の米と高級養殖魚の
ブリやアカバナで握った本物のお寿司でおもてなしすれば、帰国後、和食の伝道師となって、
日本で食べた本場の寿司と、日本の魚を、世界にアピールして頂ける絶好の機会が与えら
れたことになります。そこで、今後東京五輪にむけてブリを国魚(こくぎょ)にというPR活動を
行っています。

 

世界の養殖業界はEP化による設備と規模が大型化していますが、衰退していく国内の
中小規模養殖事業者の活路として、協業化、高級魚養殖(ブリ、アカバナ…)の
ブランド化とMP化に向けて取り組んでまいります。

 

1.伝承され進化した技術(わざ)を大事に、大規模養殖業者との品質での格差をつける。
2.協業化を目指す技術交流勉強会の開催
3.オールシーズン出荷の供給体制づくりを目指す
ブリは8㌔・マグロは50㌔・カンパチは6㌔以上に育て出荷。部位別8頭分 (腹身・背身
・尾の身)、チルド・冷凍真空保存での長期保存と流通を目指す。HACCP、GMPに対応し
た商品の供給を目指す。
4.製品規格の統一やロット数のまとめ
年間を通じて脂質が20%以上、身質の変色が少ない、魚臭が少ない、EPA・DHAの
含有量等の規格統一とロット数のまとめ
5.養殖魚のアニサキスに対する安全性アピール

 

活動内容のPRについて
第19回ジャパンシーフードショーを皮切りに全国養殖魚輸出振興協議会での働きかけ、
農林水産大臣、水産庁長官へのお願い、弊社HP及び新聞、参加イベント等での呼びかけ、
技術交流勉強会の開催、その他などを行っています。

以上の活動を通し、国産養殖魚の生産量拡大と消費喚起に貢献します。

 

 

水産庁「「魚の国のしあわせ」プロジェクト」について

水産物の消費拡大にむけて 2014年7月水産庁